みなさん、こんにちは。
「医療ソーシャルワーカー けぇちゃん」のサイトを管理人をしている けぇちゃん です。
このブログは、医療ソーシャルワーカーとして働いている管理人が、
- 病院に緊急入院した。今後どうしたらいいのか不安。
- 病院に入院したがいくらかかるのか。
- 病院から退院と言われたが、1人暮らしで自宅に帰るのが不安。
- 施設入所したいがどんな施設があるのか分からない。
といった入院や介護の時に生じる『困りごと』や『不安』を少しでも解決できでるような情報をお届けすることを目的としています。
今回のテーマは、『【住宅型有料老人ホーム】介護が必要になったら外部の介護サービスを!!』です。
この記事でわかること
- 住宅型有料老人ホームの特徴
- 住宅型有料老人ホームの入所対象者
- 住宅型有料老人ホームの費用
住宅型有料老人ホームとは
住宅型有料老人ホームとは、有料老人ホームの1つで、生活支援等のサービスがついた高齢者向けの施設のこと。
他の「介護付き有料老人ホーム」「健康型有料老人ホーム」との違いは、介護が必要となった場合、入居者が外部の介護サービス事業所と契約することで訪問介護等の介護サービスを利用しながら生活を継続できるところです。
有料老人ホームのうち、60%が「住宅型有料老人ホーム」です。
入居基準
60歳以上(65歳以上の施設もあります)
自立している方から要支援・要介護の方まで入居が可能
施設によって入居基準が異なります。
入居期間
施設での生活が可能な状態であればいつまでも入居可能
介護が必要になっても、入居者が外部の介護サービスを契約することで、生活が可能であれば入居継続可能です。
費用
おおむね月13~30万円(食費、介護サービス費込み)
介護サービス部分のみ介護保険が適応となります。
入居時には入居一時金が必要な施設があります。
費用の差のおおきな要因は、介護サービス費や部屋代によるものです。
都会、田舎などの立地条件でも大きく差がでます。
介護と医療
基本的には、食事・掃除・洗濯等の生活援助サービスのみです。
介護が必要な場合には、外部の介護サービス事業所と契約をして、必要な介護サービスを受けることができます。
介護のための施設ですので、医療ケアが必要な方は入居が難しいですが、訪問看護を利用したり、施設によっては、医療ケアが必要な方でも入居が可能な施設もあります。
民間運営の施設のため、対応可能な介護度や医療ケア、その他のサービスも大きく異なります。
施設によっては、クリニックが併設されているところもあります。
入居にあたって
比較的、空きがある施設ですが、施設によって空き具合は異なります。
施設によっては、独自のサービスを提供している施設もあり、住宅型有料老人ホームでも、大きくサービス内容や特徴が異なります。
事前に、見学をおすすめします。
特別養護老人ホームなどに入所するまで(待機期間)のつなぎとして入居される方もおられます。
担当のケアマネジャーや病院のMSWへ事前に相談してみてください。