事例編
これがMSWの現場です
新人のMSWには参考になる本だと思います。
私も新人の時に手に取りました。
「MSWとはどんな仕事か」、「MSWに求められる基本的心得・知識・ノウハウ」、「MSWになるための勉強・資格取得・就職の方法」などが体系的に分かりやすく紹介されています。
MSWにとって大切な現場での経験知は凝縮されています。
2015年に出版の本なので、可能であれば定期的に改定して出版してほしいと思う一冊です。
病院で実習をされる社会福祉士実習生にもおすすめです。
50のケースで考える医療ソーシャルワーカーの心得
500床越えの大病院でMSWをされていた方が書いている本です。
表題通り50のケースが記載されてあり、5つのテーマで構成されています。
「読み手も一緒に考えさせられる」ような内容で、MSWは何のためにいるのか?MSWの仕事とは?と考えさせられました。
医療ソーシャルワーカの七転び八起きミッション
MSWとして15年の経験を持つ方が、MSWを目指し始めたころの思い、まだ、ソーシャルワークに慣れていないころの失敗を踏まえ、患者さんやその家族の為に最適なことはなにか?どうしたらそれを見つけることができるのかを、自ら体験をもとに記した書籍です。
あなたが今悩んでいることのヒントがここにあるかもしれません。
実践編
医療ソーシャルワーカーの仕事
単行本です。
MSWが集まり、新人の訴えや悩みを聞き、先輩MSWがそれについてコメントや助言をしたり、失敗談などを話し合うなかから、MSWの仕事内容を明確にしようと、現場の実践経験と知恵をが盛り込まれている一冊です。
内容としてはちょっと固すぎるかなと思いますが、MSWとして心得ておきたいことが書かれているといった印象です。
医療ソーシャルワーカー新時代
MSWの重要性や職務のあり方、国家資格化について記載されています。
医療ソーシャルワーカーの成長への道のり
被爆者たちを援助しつづける医療ソーシャルワーカーたち
「原爆被害者相談員の会」会員へインタビューをもとに、質的研究法で明らかにした自律的な医療ソーシャルワーカーの実践課程が記載されています。
効果的な退院・転院支援 医療ソーシャルワーカーの専門的役割
MSWの業務の大半を占めている「退院・転院支援」。
本書のキーワードは、「患者と家族の合意形成」、「自宅退院後の不安と困りごと」、「転院困難な患者が抱えている問題」の3つです。
このキーワードに迫るために、現場のカルテ・ソーシャルワーク記録や患者と家族へのインタビュー、社協関係者への聞き取り調査を実施されています。
現場で働くMSWのみではなく、連携・協働する多職種・専門職の方々にも読んでいただきたい一冊です。
退院における医療ソーシャルワーカーの実践
車いすの私がアメリカで医療ソーシャルワーカーになった理由
著者の上原さんは5歳の時に「若年性多発関節リウマチ」を発症し、長年車いす生活をされているチャレンジド(障害を持っている人)です。
そんな上原さんがアメリカで医療ソーシャルワーカーになった経緯が書かれてあります。日本の院内学級の体制や障害者に対する日米の格差など、考えされられる内容が多い一冊です。
MSWのみだけでなく、幅広い方々に読んでいただきたい本です。
医療ソーシャルワーカーのストレスマネジメント
離職率の高いMSWという仕事。
離職につながる要因を分析し、実践的なストレスケアが紹介されています。
私はこの本を読んで、改めて仕事を頑張ろうと思いました。MSWという仕事に行き詰っている方、悩んでいる方は是非一度手に取ってみて下さい。
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