介護が必要になったとき

施設料金を安くする方法【介護保険負担限度額認定】

Aさん
Aさん
施設の料金が高くて毎月困っているの。施設の料金を安くする方法ってないかしら?

MSWけぇちゃん
MSWけぇちゃん
所得が低い方は、介護保険負担限度額制度で施設料金を安くできる可能性があります!!

 

対象となる施設は介護保険施設
  • 特別養護老人ホーム
  • 介護老人保健施設
  • 介護療養型医療施設
  • 介護医療院

 

 

 

 

 

 

介護保険負担限度額について

所得の低い人が、経済的理由により施設利用が困難とならないように、施設を利用する際に申請により食費居住費(滞在費)の自己負担額を軽減することができる制度です。

 

対象となる施設

特別養護老人ホーム

介護老人保健施設

介護療養型医療施設

介護医療院

 

 

対象者

第1段階
  • 生活保護を受けている人
  • 老齢年金受給者で世帯全員が市町村民税非課税の人
第2段階
  • 世帯全員が市町村民税非課税世帯で、課税年金収入と合計所得金額の合計が80万円以下の人
第3段階
  • 世帯全員が市町村民税非課税世帯で、第2段階に該当しない人

 

 

自己負担限度額

食費・居住費(滞在費)の自己負担限度額

(1日につき)

 

 

申請方法

市区町村の介護保険担当課に申請書を預貯金通帳のコピーを提出。

※申請書は介護保険担当課窓口にあります。

無事に『介護保険負担限度額認定証』が発行されたら、利用施設へ提示してください。

 

 

まとめ

生活保護を受給している人、もしくは所得の低い人は、申請により、食費と居住費(滞在費)の減額を受けることができます。

ただし、介護保険負担限度額認定証が利用できるのは介護保険施設(特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、介護医療院)に限られています。

介護保険施設入所にあたり、月々の支払いに困っている人や、対象者に当てはまるか分からない人は、市区町村の介護保険担当窓口に相談に行ってみて下さい。