みなさん、こんにちは。
「医療ソーシャルワーカー けぇちゃん」のサイトを管理人をしている けぇちゃん です。
このブログは、医療ソーシャルワーカーとして働いている管理人が、
- 病院に緊急入院した。今後どうしたらいいのか不安。
- 病院に入院したがいくらかかるのか。
- 病院から退院と言われたが、1人暮らしで自宅に帰るのが不安。
- 施設入所したいがどんな施設があるのか分からない。
といった入院や介護の時に生じる『困りごと』や『不安』を少しでも解決できでるような情報をお届けすることを目的としています。
今回のテーマは、『【軽費老人ホーム】比較的低料金で利用できる老人ホーム』です。
この記事でわかること
- 軽費老人ホームの特徴
- 軽費老人ホームの入所対象者
- 軽費老人ホームの費用
軽費老人ホーム
軽費老人ホームは、家庭環境や住宅事情、経済状況などにより、居宅において生活することが困難な人が比較的低料金で利用できる老人ホームです。
軽費老人ホームには、「A型」、「B型」、「C型(ケアハウス)」の3種類があります。
A型
高齢等のため独立して生活するには不安があり、家族による援助を受けることが困難な高齢者を対象としている。個室を中心とした居住サービス(トイレ、お風呂は共同)、食事サービス、生活上の相談等が行われる老人ホーム。
B型
A型の要件から食事サービスを除く。
C型(ケアハウス)
生活相談、入浴サービス、食事サービスの提供が行われる。車いすでの生活にも配慮した(バリアフリー)構造を有している老人ホーム。
A型とB型の違いは、食事サービス。
入居基準
原則60歳以上
自立されている方
施設によって入所基準が異なります。
入居期間
自立した高齢者を対象としているため、介護が必要になった場合には、契約を解除し退去しなければなりません。
ただし、特定施設入居者生活介護の指定を受けているケアハウスでは、介護保険で要支援・要介護認定を受けた人に介護サービス計画に沿った入浴、排せつ、食事などの介護や機能訓練を受けることができます。
特定施設入居者生活介護とは
指定を受けている施設の入居者に対して、入浴・排泄・食事等の介助、その他必要な日常生活上の支援を行うこと。
費用
A型
おおむね月6~17万円(食費込み)
B型
おおむね月3~4万円(食費別)
C型
おおむね月6~17万円
収入に応じて費用負担が異なります
入所一時金がかかる施設があります。
介護と医療
医療的ケアは基本的にはありません。医療的ケアが必要な場合は、退所しなければなりません。
A型、B型では介護が必要な高齢者の入所は基本的には難しいですが、入所後に介護が必要な場合は、外部の介護サービスを利用することができます。
特定施設入居者生活介護の指定を受けているC型(ケアハウス)では介護が必要な方も入居することができます。
入居にあたって
比較的低料金で利用できる老人ホームですので、人気が高いです。
A型、B型、C型(ケアハウス)の3種類あり、それぞれ提供されるサービス内容や対象者は異なりますので、ケアマネージャーや病院の医療ソーシャルワーカーへ相談してみて下さい。
事前に見学をおすすめします。