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Aさん
施設の料金が高くて毎月困っているの。施設の料金を安くする方法ってないかしら?
MSWけぇちゃん
特別養護老人ホームなら、料金が安くなる可能性があります。所得の低い方が経済的理由により施設利用が困難とならないよう『社会福祉法人減免』という制度があります。
みなさん、こんにちは。
当サイト管理人の医療ソーシャルワーカー けぇちゃん です。
今日は、所得の低い人が経済的理由により施設利用が困難とならないようにするための制度『社会福祉法人減免』について解説します。
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社会福祉法人減免について
所得の低い人が、経済的理由により施設利用が困難とならないように、社会福祉法人等が運営する施設を利用する際に負担限度額認定の上限からさらに食費・居住費(滞在費)の自己負担額を軽減することができる制度です。
施設料金を安くする方法【介護保険負担限度額認定】
介護保険負担限度額について
所得の低い人が、経済的理由によ...
減額される金額
利用者負担の25%(場合によっては50%)
※生活保護を受けている人は、個室の居住費(滞在費)の自己負担になる料金部分が全額軽減されます。
対象となる入所施設
- 特別養護老人ホーム
対象者
下記の条件をすべて満たす人
- 世帯全員が市民税非課税であること
- 年間収入が、単身世帯(1人暮らし)で150万円以下(世帯員が1人増えるごとに50万円を加算した額)であること
- 世帯の預貯金等が、単身世帯(1人暮らし)で350万円以下(世帯員が1人増えるごとに100万円を加算した額)であること
- 日常生活に必要な資産以外に活用できる資産がないこと
- 市民税が課税されている親族等に扶養されていないこと
- 介護保険料を滞納していないこと
申請方法
市区町村の介護保険担当課に申請
※申請に必要なもの
- 申請書
- 介護保険被保険者証
- 世帯の収入がわかる資料や証明書など(年金支払通知書、源泉徴収、給与証明書・明細書、所得税申告書の写しなど)
- 本人及び家族の所有するすべての預貯金通帳及び有価証券等
- 健康保険証
- 印鑑
※市区町村によって求められる書類が異なる場合がありますので、事前に確認をしてみて下さい。
まとめ
食費と居住費(滞在費)の減額を受けることができきる、介護保険負担限度額認定制度がありますが、社会福祉法人減免制度は、さらに減額を受けることができます。
MSWけぇちゃん
対象になるかどうか、市区町村の窓口で相談をしてみて下さい。
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