みなさん、こんにちは。
「医療ソーシャルワーカー けぇちゃん」のサイト管理人をしている けぇちゃん です。
このブログは、医療ソーシャルワーカーとして働いている管理人が、
- 病院に緊急入院した。今後どうしたらいいのか不安。
- 病院に入院したがいくらかかるのか。
- 病院から退院と言われたが、1人暮らしで自宅に帰るのが不安。
- 施設入所したいがどんな施設があるのか分からない。
といった入院や介護の時に生じる『困りごと』や『不安』を少しでも解決できでるような情報をお届けすることを目的としています。
今回は、『【介護保険】地域密着型サービスってなに?』です。
この記事でわかること
- 地域密着型サービスの概要
- 地域密着型サービスの対象者
- 地域密着型サービスの種類 など
地域密着型サービスとは
地域密着型サービスとは、介護や支援の必要な高齢者が住み慣れた地域での生活を支えるためつくられたサービスのことです。
地域密着型サービスの対象者
地域密着型サービスを利用できる対象者は、要介護(要支援)認定を受けている人で、原則として地域密着型サービスの事業所と同じ市区町村に住んでいる人が対象となります。
例えば、
A市にある地域密着型サービスはA市に住んでいる人が利用の対象となります。
よって、B市に住んでいる方は原則としてA市の地域密着型サービスは利用できません。
地域密着型サービスの種類
(予防介護)小規模多機能居宅介護
(予防介護)認知症対応型共同生活介護【認知症高齢者グループホーム】
地域密着型特定施設入居者生活介護【地域密着型特別養護老人ホーム】
看護小規模多機能居宅介護
(予防介護)認知症対応型通所介護【認知症デイサービス】
地域密着型介護老人福祉施設入居者生活介護【有料老人ホーム等】
夜間対応型訪問介護
定期巡回・随時対応型訪問介護看護
地域密着通所介護
予防介護とは
要介護の状態になることを予防すること。介護保険では、サービスを利用することにより、能力の維持向上を目指しています。要介護者に対する給付を「介護給付」、要支援者に対する給付を「介護予防給付」としています。
[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]要介護・・・介護給付
[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]要支援・・・介護予防給付
認知症対応型共同生活(グループホーム)
認知症の高齢者が、少人数(5~9人)で共同生活をする施設です。
地域密着型サービスの一つで、原則として居住する市区町村にあるグループホームのみ利用(申し込み)することができます。
地域密着型特定施設入居者生活介護
定員が29人以下の小規模な特定施施設に入居する人のための介護サービスです。
特定施設の指定をうけた有料老人ホーム、養護老人ホーム、軽費老人ホームなどがあります。
地域密着型サービスの一つで、原則として居住する市区町村にある特定施設のみ利用(申し込み)することができます。
地域密着型介護老人福祉施設入居者生活介護(特別養護老人ホーム)
入所定員29人以下の小規模な介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)に入所した人のための介護サービスです。
地域密着型サービスの一つで、居住する市区町村にある介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)のみ利用(申し込み)することができます。
まとめ
- 地域密着型サービスは、原則として居住する市区町村にある施設・住まいのみ利用することができます。
- 言い換えると、居住する市区町村ではない他の市区町村にある施設・住まいは利用することはできません。
- 地域密着型サービスは、比較的小規模で運営されており、認知症のある高齢者などが、住み慣れた地域で安心して過ごせることを目的とされています。