当サイトでは以下のようなコンテンツを発信しています。
- 病院と上手に付き合う方法
- 病気になった時に役立つ情報
- 介護が必要になった時に役立つ情報
- 医療ソーシャルワーカー(MSW)の日常 など
介護・医療・福祉にまつわる問題は、大人になるにつれ直面する機会が多くなります。
「こんな時どうしたらいいの?」、「これからどうしたらいいの?」といった、もしもの時に役立つ情報の発信を目標としています。
自己紹介
- 名 前:MSWけえちゃん
- 居住地:広島県
- 職 種:医療ソーシャルワーカー(MSW)
- 資 格:社会福祉士、精神保健福祉士
経歴
- 高校卒時代は毎日部活に明け暮れtて過ごす。
- 高校卒業後、福祉系大学の福祉学科に入学。
- 大学時代は、飲食店と障害のある児童を支援するアルバイトを経験。
- 大学時代に社会福祉協議会と医療機関で実習を行う。
- 医療機関での社会福祉士の姿にあこがれ、医療ソーシャルワーカーを目指す。
- 社会福祉士国家試験受験し無事取得。
- 総合病院に就職。
- 数年後、精神保健福祉士を通信で取得。
サイト立ち上げのきっかけ
私が1年目で就職した医療機関は、急性期病院といって救急車が運ばれてくる高度な医療を提供している病院でした。
総合病院で医療ソーシャルワーカー(MSW)として働く中で、様々な患者さんやそのご家族と関わらせていただきました。
親が脳出血で緊急手術になってしまって混乱している。
交通事故に遭い人生が一変してしまった。
がんと申告され、手術・抗がん剤などの治療が必要と言われて今後が不安。
自宅での生活は不安だから施設に入りたい。
突然の入院で、医療費の支払いが心配。
退院と言われたが、自宅での介護に不安がある。
このような不安や心配事のお話を伺って、患者さんやご家族と今後について一緒に考えていくのが医療ソーシャルワーカー(MSW)の役割です。
病気というのは、人生の分岐点となってしまう可能性が高いです。
その日を境目に、今までの通常が失われるのです。
「今後どうなるのか・・・」「どうしていったらいいのか・・・」そんな時に役立つサイトを目標としています。
このサイトを見ていただくことで、解決の糸口が発見できればいいなと思っています。
緊急入院しても、今後の見通しが立てれば不安は和らぎますし、知ることで安心できることもあります。
また、日本の社会福祉制度のほとんどは、申請主義です。
申請をしないと使えない制度がたくさんあります。
介護保険も申請しないと使えません。
知らないと損する制度はたくさんあります。
そんな社会福祉制度についても分かりやすく解説していこうと思っています。
医療ソーシャルワーカー(MSW)とは
医療ソーシャルワーカー(MSW)は、医療機関などにおける福祉の専門職です。
病気になった患者さんや家族を社会福祉の立場からサポートする役割を担っています。
医療ソーシャルワーカー(MSW)のほとんどは、社会福祉士の国家資格を取得しています。
医療ソーシャルワーカー(MSW)の業務内容は、医療的・社会的な制度の活用の提案や地域の社会資源の紹介、入院・退院の調整、自宅の環境を整えたり多岐に渡ります。
具体的には、必要に応じて、退院に向けたカンファレンスを開催したり、リハビリスタッフや看護師などとともに患者さんの自宅に訪問し、自宅の環境を把握したりします。そして、ケアマネージャーや福祉用具業者などと連携し、住宅改修(段差をなくしたり、手すりの設置など)や生活スタイルの提案を行うこともあります。
また、リハビリや治療の継続が必要な患者さんには、患者さんや家族と面談し、病状に応じた適切な医療機関への転院を提案します。
医療ソーシャルワーカー業務指針
保健医療機関において、社会福祉の立場から患者さんやその家族の方々の抱える経済的・心理的・社会的問題の解決、調整を援助し、社会復帰の促進を図る業務を行います。
具体的には
- 療養中の心理的・社会的問題の解決、調整援助
- 退院援助
- 社会復帰援助
- 受診・受療調整
- 経済的問題の解決、調整援助
- 地域活動
を行っています。
(厚労省『医療ソーシャルワーカー業務指針より』)
「公益社団法人 日本医療ソーシャルワーカー協会より」